冬のソナタ 第1話 「出会い」

バカ丸出しみたいで恥ずかしいのですが、LaLaTVで4月1日より放送開始された
韓流ドラマの代名詞:「冬のソナタ」(原題:「겨울연가」→冬の恋歌)、ついに見始めました。字幕版です。
天国の階段に引き続きヒロインはチェ・ジウ、そしてヒーローはペ・ヨンジュン
監督は、わたしが号泣した「秋の童話」のユン・スクホ氏(冬ソナは四季シリーズの第二弾ですね)。


本日は第1話ということで、二人の高校時代から。子役じゃなくて本人達がやってるのがなんだか健気です。
チェ・ジウ扮するチョン・ユジンは、チョンソに比べるとずっと感情移入しやすいというか、普通の素直な子に見えます。
ユジンは幼馴なじみの優等生、キム・サンヒョク(パク・ヨンハ)と一緒に春川の高校に通っていますが、
ある日乗り過ごしたバスの中で、カン・ジュンサン(ヨン様)と出会いました。
チュンサンはソウルからの転校生で、秀才だし見た目もよし?ということで、
さっそく女子=オ・チェリン(パク・ソルミ)に人気。でもなんだかチュンサンは無愛想で感じが悪い。
実は彼は家庭に事情アリのようで、ピアニストの母親と二人暮らし。もうすぐアメリカへ行くそうですが、
その前にどうやら父親を探しに来たみたいです。そして、訪ねていった自分の父親(大学の教授)が、
サンヒョクの父だということを知り、ショックを受けるチュンサン。サンヒョクが気に入らない。
ユジンは、意地悪なような、優しいような、それでいてやっぱり影があるようなチュンサンが気になる。
(酔っ払いおじさんからもいちおう助けてくれたし。)
サンヒョクは、ユジンとチュンサンが仲が良くなっていくのが気になる。
そういうわけで、サンヒョク→ユジン⇔チュンサン←チェリンというわかりやすい四角関係が成立しそうです。


話自体はまあ予想通りなのですが、天国の階段イ・ジャンスワールドにちょっと辟易していたわたしにとって、
久しぶりのユン・スクホの世界はほっとするものがありました。
登場人物もまともだし、ロケ地の風景も美しいし、BGMも変に歌い上げていなくていいです。
(まあ天国シリーズは、四季シリーズのパロディみたいなものだと思うので仕方ないのですが…)
何より、天国の階段は「チョンソヤ!」「ソンジュオッパーーー!」的な名前を呼び合うだけの会話と
BGMだけで何十分と過ぎていくので、携帯チェックしたりご飯作りながら適当に流し見してても
平気だったのですが、冬ソナはそういうことできませんでした。要するに、同じ会話が二度とはない。
普通に考えるとそれが当たり前だと思うのですが、普通でないドラマを見た後には新鮮でした。
それに、ヨン様も高校時代なんかは普通に美男子だし(あの長髪メガネ姿には笑ってしまいますが)。
今から考えると、このヨン様主役登用は、監督の大抜擢だったのではないかなと思います。
当時、彼の俳優としての認知度は、チェ・ジウに比べたら圧倒的に低かったはずなので。
ちなみにユジン母は韓国ドラマ・映画で母親役と言えばこの人!のキム・ヘスク(ウンソのママ)、
ユジン父はチョンソと天国の樹のハナのパパ役のハン・サンギョ、
サンヒョク父はジュンソ父や天国の樹のユンソ父のチョン・ドンファン
相変わらず見たことある親御さんばっかりでした。