天国の階段 第22話 「テファの献身」

タイトルからして何か嫌な予感がしていたのですが…幸せいっぱいのチョンソ&ソンジュオッパの新居に、
「ソンジュよりずっとチョンソの世話が上手なヘルパー」としてテファオッパが現われました。
うーん、せつない。そしてやっぱりソンジュオッパよりテファオッパに心を許しているように見えるチョンソは、
もう一度だけこの目でソンジュオッパの顔を見ることができたら…とつぶやきます。
(ちなみにミラはユリ逮捕の件で精神がおかしくなってしまい、そのまま病院へ…)
そして、新居で友人を集めてお祝い会をしている最中に、チョンソが倒れてしまいました。
まさか癌が転移してた??お医者様は、もし転移が見つかったら今度こそ厳しいと宣告。
ソンジュオッパは自分の角膜をチョンソに移植してほしいと頼みますが、
生きている人から角膜を取ることはできないとのこと。動揺するソンジュオッパは、
唯一相談することのでできるテファオッパの元へ行き、動揺する胸のうちを明かします。
テファオッパは今となってはこのドラマの中で唯一安心感のある存在になってしまいました。
でも…そんな風に頼られたテファオッパが考えたことは…ソンジュオッパと一緒でした。
しかも、「死んだ人間だったら、いいんですね?」と言い残し、その場でドナー登録を済ませて
病院を去ってしまいます。(普通に考えて、チョンソとは赤の他人なんだし、自分がチョンソの
ドナーになれる確率はかなり低いと思うんだけど…角膜移植には相性とか関係ないの?)


心を決めたテファオッパは、ピルスの元へ行き、父のほしいものを買ってあげて、
一緒に銭湯(チムジルバン?)に行って親孝行しました。
自分はこれから「プランス」へ絵の勉強しに行くのだと嘘をついて(感動的なシーンなのについ笑ってしまった)。
さらに、精神病院にいるミラにも会いに行くテファオッパ(ミラは自分の息子すら「おじさん」と呼ぶ始末)。
そして、チョンソが心配しないように、いかにもプランスから出したかのような手紙を書き、
「新しい彼女ができたぞ」とわざわざスタジオで外国人の女の子と偽造写真まで撮って、
ソンジュオッパにも「プランスに留学する」と最後の挨拶にきました。
チョンソとは、昔していたようにグローバルランドの壁画&メリーゴーランド→プリクラコース。
最後に「ソンジュさんには内緒だぞ。殺されちまう。」と笑いながら、チョンソのほっぺにチュー・…。
このあたり、テファオッパの一挙手一投足に号泣。(:へ;)
そうして、全ての準備を終えたテファオッパはひとり猛スピードで車を走らせます。
ドナーカードをペンダントのように首から提げてセーターの中に隠し、角膜を守るために手で両目を覆って…。
「チョンソ、お兄ちゃんがついてるぞ!」


深夜、ソンジュオッパの元へ、角膜の提供者が現れたと電話が入ります。
チョンソはすぐに角膜移植を受けるために手術室へ。
手術室の外で待機するソンジュオッパのところへ、贋作の件で出てきていた刑事さんが現われます。
テファが交通事故で亡くなった、自殺だったようだ、と告げる刑事さんは、血だらけの手紙を渡しました。
自分が死んだことは、チョンソには絶対に内緒にしておいてほしいというテファの想い。
ソンジュオッパは霊安室へ駆けつけてテファオッパと対面。ショックを隠し切れません。当然です。
それと同時に、テファオッパの、チョンソへの揺るぎない愛にも呆然としているようでした。
チョンソの手術は成功。ソンジュオッパはテファオッパとの約束を守り、まだ目に包帯をしたままのチョンソを
角膜提供者のお葬式に連れて行き、チョンソにテファオッパと最後のお別れをさせてあげるのでした。涙。