天国の階段 第14話 「涙の山荘」

フト思いついたのか、チャン理事にハン・チョルスの居場所を探してほしいと頼むソンジュオッパ。
本当に、チャン理事は社長のために嫌な顔ひとつせずなんでもしてくれます。
しかしあの二人の無駄なスカッシュ?シーンはなんだったのでしょうか…。


そのチョルス=テファオッパは、ミラを待ち伏せして、チョンソの幸せのために「全てをバラす」と言いますが、
ミラは「そんなことしたらチョンソも終わりよ」と言うだけ。テファとチョンソが
5年間同棲していたという事実がチョンソにとって致命的だと言うのですが…そうかなあ?
しかしまたミラの罠にはまって、贋作を描けと悪い人たちに脅され、拉致監禁されてしまうテファオッパ。
居場所を突き詰めたチャン理事のおかげで解放され、ソンジュオッパの計らいで
とある山荘にかくまわれることになりました。
その裏で、チャン理事はソンジュとチョンソが海辺の家で二人きりで話ができるよう取り計らい(グッジョブ!)、
二人は改めて友達でいようと涙ながらに誓うのでした。
そうして、ソンジュオッパはチョンソに山荘でゆっくりデザイン案を考えてくるように言い、
山荘にいる人に渡してほしいという手紙を託します。


何も知らないチョンソは山荘でテファオッパと再会。
要するに、今度はソンジュオッパがテファオッパにチョンソを返すというわけです。
チョンソはモノじゃないのに、二人ともチョンソの気持ちを無視して簡単に返すとか返さないとか言い過ぎです。
本人に黙ってそういうことするから話がややこしくなってるだけなのに…。
ソンジュオッパはチョンソへの想いを断ち切るためか、ユリを連れて母校のパーティーなどに参加しますが、
ユリを送った帰り道、やっぱりチョンソを愛してる!と思い立ち、その足で山荘に向かいます。
その頃、山荘にいるチョンソは連日の疲れからか高熱を出して苦しんでいます。
うなされながらもソンジュオッパの名を呼ぶチョンソを見て、やっぱり自分では彼女を幸せにできないと
悟ったテファオッパは、ソンジュオッパに電話して「チョンソを迎えに来い」とひと言。
そうして自分は荷物をまとめて出て行ってしまいます。何度同じことをすれば気が済むんだこの人達は。
悩んだあげく、チョンソの元に駆け寄ったソンジュオッパは、もう二度と離さない、覚悟しろよと約束し、
チョンソを病院に連れて行くのでした。


翌朝、チョンソが目をさますと、一晩中手を握っていてくれたソンジュオッパがすぐそばに。
ソンジュオッパの決意を知らないチョンソは、「こんなことされたら忘れられない」と言って
ひとりでそっと病院を抜け出し、駅に向かいます。そこには電車を待つテファオッパの姿が。
チョンソを見つけたテファオッパはびっくりして姿を隠します。そこにソンジュオッパは駆けつける。
ソンジュオッパはもう友達じゃないんだと一生懸命電車を追いますが、チョンソは見ないフリ。
そうして電車は発車してしまいますが、再び熱にうなされるチョンソを放っておけないテファオッパ。
その二人が乗っている電車を車で追いかけるソンジュオッパ。もういい加減どうにかしてという気になりました。
そしていつの間にかチョンソが終点?の駅に到着すると、テファオッパの姿はそばになく、
ホームではソンジュオッパが待っていました。「もう離さない。愛してる」と告白するソンジュオッパ。
チョンソもようやくそんなソンジュオッパを受け入れ、そんな二人をこっそり見守っていた
テファオッパは、柱の影から「チョンソ、幸せになれ」と微笑むのでした…。