天国の階段 第10話 「届かぬ想い」

結局、ソンジュオッパに本当のことも言えず、しかもなんだか「好きだけど一緒にいられない」みたいな
不毛な結論に至ってしまったチョンソ。とりあえず今までの家に帰り、すごい剣幕で
テファオッパに「詳しいことを教えて」と問いただしていました。そうだよ、その勢いだよ。
なんでソンジュオッパと一緒にいる時にその10%も自己主張できないのよ。
でもテファオッパはチョンソを家にいれず、「本来の場所へ帰れ」と言うだけ。そんな…。
あんた、あの母親とユリがどういう性格してるか十分すぎるほど知ってるのだから、
本当にチョンソをソンジュに返すと決めたんだったら最後まで説明責任を果たしなさいよ…。
今回もイライラ指数上がりっぱなしです。これは何かの試練なんでしょうか。


翌朝、どういうわけかソンジュとチス(チョンソ)のことが新聞で噂になってしまい、
それを知ったミン会長に呼び出される二人。そしてチョンソは辞めさせられることになってしまいました。
理不尽すぎる。ソンジュオッパも、ミン会長の「あの子は自分がチョンソだと勘違いしている」
という台詞への反応が薄すぎ。その後こっそりチョンソの後をつけるくらい気になるんだったら、
母親の前でキッパリ言えばいいのに。バーカバーカ。
家に戻る気にもなれないチョンソは、仕方なくテファオッパと暮らしていた家の近くの
民宿(あれはラブホ代わりだ)に泊まることに。そんな頃、チョンソへの手紙を書いていたテファオッパと
父・ピルスは怖い人達の贋作ビジネスに巻き込まれて袋叩きにされていました。不幸がたたみかけます。
結局、そんなテファオッパを見捨てられないチョンソ。


その頃、ソンジュオッパはハン教授宅でお食事。ミラからチスがチョンソだと言い張っていた件
などについて聞きます。でも「ユリがいじめられていた」はさすがに言いすぎです。
そんなことが気になったのか、ソンジュオッパはチスが泊まっている突然民宿にやってきました。
そうだよ、変だなって気付いてやってよ。でもチョンソはチョンソで変な意地があるので
心配させまいと無理に明るく振舞うというか、結局二人で飲みに行ってしまいました。
その前に話すことがあるだろと思うのですが…。そして泥酔するチョンソ。
そんな状況で「わたしがチョンソなのよ」と叫んでも遅いのです。相手にしてもらえない。
でも、そんな最悪な状況の中でも、夢見ごこちでつぶやいた「ソンジュオッパ」のひと言は強力だったようで、
結局ソンジュオッパはチョンソが眠るそばを離れることができなかったようです。
明け方、そんなソンジュオッパにこっそりさよならと言うチョンソ。
偶然にも、夜逃げ?しようとしてたテファオッパをつかまえ、「再出発しよう」と言って
二人で車に乗って行ってしまいました。「チョルスさんとひっそり暮らす」って…なんでそういう発想になるんだろ?