そういうばこれも読みました

dough2006-01-15


ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

今さら感満載なのですが、お借りしてバーッと一気に読んでしまいました。
わたしは常に主人公達に危機が迫りくる系の展開はハラハラしすぎてしまってちょっと苦手なのですが、
これはまあいちおう大人の話なのでなんとか大丈夫でした。
(切羽詰ってる状況の割には主人公達が悠長に会話しているように思えて
 もう、早く逃げなさいよとか思うことも多かったですが・・・なんかおばさんみたいな感想)
まあ、背景にある事情が事情であるだけに、どうしても説明調になってしまうのも仕方ないんですねきっと。


背景そのものにもっと理解があれば、また違った解釈ができるのになあと思うと、
無宗教な自分がすごく無味乾燥とした人間に思えてきました。


確かこれ、トム・ハンクスオドレイ・トトゥ主演で映画化されることになってるんですよね?
二時間くらいでこの話をどうやってまとめるのか、興味が出てきました。


最後のキーワードや黒幕?が簡単にわかるし、人物や心理描写がとても軽いので
後半になるにつれて若干テンションが下がってしまいましたが、
舞台になっているルーブル美術館やパリの街並み、それからロンドンやイギリスの地方都市の様子なんかを思い浮かべ、
自分の古きよき時代(18歳〜20歳)?にも思いを馳せることができました。