今日はなんだか自分に対する認識が少し変わったような気がした日だった。

dough1999-05-12



まず午前中に、知らない人に自分のことを少し語る機会があった。
わたしはこれまで約22年生きてきたけど、いつも自分は普通だと思っていた。
でも自分の経歴を改めて整理して考えてみると、引っ越しや転校ばかりで
ひとところに落ち着いたことがないと言ってもいいほど。
せっかく仲良くなれた友達とだって、いつも親の都合で引き裂かれてきた。
(もちろんその気があれば、その後も連絡をとりあうことなんて簡単なんだけど。)
だからわたしは「家族」に自分のアイデンティティをおくようなところが大きいのかもしれない。


またお昼には卒論アドバイザーの先生と会った。
そのときのわたしの言動から、先生は
「あなたは行き当たりばったりで物事を判断してるのね」と言った。確かにそうだと思う。
今までの人生全てにおいて、明確な目標があったわけじゃなくて、
いつもその場をしのぐのに精一杯だっただけだもの。
わたしの人生って何なんだろう*1


さらに先生は「あなたは近づいてもらっていい人まで遠ざけてるようなところがある」と言っていた。
それはちょっと意外だったけど、でもそう言われれば
思い当たるようなふしがないでもない。
わたしは人に嫌われたくないと思うからなのか、
ある程度まで人と仲良くなれても、それ以上踏み込むのはこわいと感じてしまう。

でも普通みんなこんなことは中学生くらいで経験することなんだろうな。
わたしはどれくらいみんなとずれているのかな。

*1:2004年注:この日言われたことのショックは今でもよく覚えています。