今日はいよいよボーカルアンサンブル講座一日目。

dough1999-05-02



なのにわたしはうっかり寝坊してしまった。こういうとき「惰眠を貪る」自分の体質がいやになる。
でもなんとかオリエンテーションが始まる10時には会場(先生のスタジオの近くの小学校の体育館)に到着。事なきを得た。ふう。


そこで参加者(総勢73名!)は10人前後のグループにわけられた。
各グループには講師の先生がひとりずつついて指導してくれる。
わたしのグループの先生は、テナー/カウンターテナーNeil Farrell.
歌手や編曲家としてN.Y.ではすごく有名な人なのに、きさくなおじさん。
ひげをたくさん顔のまわりにはやしていて、とってもかわいらしい人。
そのNeilさんがわたしたちに歌(アカペラ)を教えてくれる。なんて幸せなこと。


まず歌ったのはラテン語の"In Dominicis diebus"という歌。年代はよくわからない。
でもなかなかむずかしい。わたしたちのグループは初心者(所見では音がなかなかとれない)グループなので
Neilもけっこう手をやいているようだった。


午後はまずグループ参加のわたしたち(合唱部から約21人ほど参加している)が
日頃練習している曲をみなさんの前で披露した。
歌ったのは黒人霊歌の"Go Tell It on the Mountains"と「朧月夜」。
そしてわたしたちのつたない演奏の後に、講師陣によるミニコンサートがあった。
どれも素晴らしくて感動。特にソプラノは憧れの人*1だったので、うれしかった。
あんなふうなきらきらソプラノになれたらなあ。


そしてもうひとつ小グループで歌に取り組んだ。
今度の曲はジャズっぽい(Neilの編曲)の"Button Up Your Overcoat"という曲。
あなたはわたしのものなんだから、もっと身体に気をつけなくちゃだめよ。
一日1個のりんごを食べなさい。甘いものやお肉はへらしましょ。
ウィスキーなんて飲んじゃだめよ。・・・といった内容のかわいらしい歌。
それを最後のセミナーで発表して、今日のワークショップはおしまい。


明日はもっといろんな歌を歌うことになる。
まだまだわたしの歌の技術はつたないけれど、がんばろう。