天国の階段 第17話 「テファの告白」

もうずっと前に見てたのに感想を書いてなかった…なんだか悔しいので頑張って完結させようと思います。
というわけで、16話までかかってようやく主人公が不治の病であることが判明した「天国の階段」。
ショックを受けつつも、悲しみをひとりで受け止めようとするチョンソは、
結局ソンジュオッパを何時間も待たせた挙句、
わざとものすごく不機嫌そうな様子で例のコーヒーショップ(閉店後貸し切りになった)に現われました。
もうすぐ視力を失って、ソンジュオッパの顔が見れなくなってしまうと思うと、
言葉が出なくてソンジュオッパの顔に触れて涙することしかできないチョンソ。
(元気のないチョンソにお互いの名前を書いたサーモマグ?をプレゼントするオッパ。)
そこで、チョンソは突然「悲しい映画が観たいの」と言い出します。
勝手に数時間遅刻してきた挙句、謝りもせずにそんな我が儘を言うチョンソを全く咎めず、
突然大きなバスを呼ぶソンジュオッパ。それは、バスの中で映画を見ることのできるCINE BUSというシロモノでした。
さすが社長。やることが違います。そして映画を観ながらチョンソ号泣。もちろん映画なんて観ていませんが、
ソンジュオッパはチョンソが単純に映画を観て涙してるのだと思い、
子供のように泣くチョンソを一生懸命慰めるのでした。うーむ。


CINE BUSでチョンソが家まで送ってもらうと、そこにはテファオッパの姿が。
オッパは、5年前の事故とそれからの経緯を全てハン教授に明かそうと思ってやってきたのでした。
リビングに入ってすぐ、ハン教授に真実を告げるテファオッパ。
わたしは、このドラマで初めて、視聴者の言いたいことを代弁してくれたテファオッパに
「いいぞ!もっと言っちゃえ!!」とエールを送ってしまいました。
義理の父・ハン教授に対しても「いつまで見て見ぬフリをしてるんだ!」と一喝。胸がスカッとする。
しかし、ミラ&ユリの演技にだまされきってるハン教授は、テファオッパの勢いにただならぬモノを感じつつも、
自分の妻達が自分の娘を苛めていたなんてことは信じられません。だいたいテファオッパに会うの久しぶりだし。
その横で、事故に見せかけて自分を轢いたのがユリだったと知ったチョンソは大激怒。
私はテファオッパの話を信じるし、ソンジュオッパも信じるに決まってる!とユリへの反撃を開始しました。


その後、屋根裏部屋に戻ったテファは、チョンソの似顔絵を描こうとしますが、
チョンソが自分の言った色の絵の具を選ぶことができていないことに気付きます。
チョンソ、急激に視力が弱まってきている模様。不審に思うオッパ。
翌朝、外出するチョンソの後をつけていったテファオッパは、彼女が病院に入っていくのを目撃します。
チョンソは、癌の進行が早いので、残された手は眼球摘出しかないという告知を受けます。
ショックでフラフラと病院を後にするチョンソ。そして、お医者さまは、後からやってきたテファオッパに
まんまとチョンソの状態を話してしまうのでした。(いくら家族でも許されるのかな…?)
そして、道で転んでしまったチョンソを助けおこすテファオッパ。
「見えないんだろ」とチョンソを心配するテファオッパに「放っといて!!」と八つ当たりするチョンソ。
テファオッパかわいそう…。


そして、チョンソは相変わらずの性格なので、目が見えなくなったり、命が尽きてしまう前に、
みんなの前から姿を消すことを決意しました。チョンソはユリに辞表を提出します。
「やっと彼を諦めるの?」と勝ち誇ったように笑うユリに対し、
「地位じゃなくて、本当にソンジュオッパのことが好きなの?彼を幸せにできるの?」と詰め寄るチョンソ。
さらにパパ(ハン教授)とディナーをご馳走して、テファオッパの話は本当じゃない、
彼の心情をわかってあげてほしいとお願いします。これで本当に全てがうまくいくと思ってるのかなあチョンソ。


翌朝、美容院に行くチョンソ。今までで一番綺麗にしてくださいとお願いします。恋人と別れを告げるために。
ストパーまでかけました。チョンソっていうかチェ・ジウ本領発揮。ずっとかわいくなりました。
このシーンを際立たせたいがために、今までちょっと微妙な巻き髪だったのかと思うくらいです。
そうしてソンジュオッパに会ったチョンソは、「今日は泣いたり怒ったりせず笑うだけにする」
「だから今日の綺麗なわたしだけを覚えていて」と言います。
二人は壁画の前で記念写真を盗り、チョンソはブライダルショップでウエディングドレスを試着します。
チョンソは、鏡に写る自分を見てオッパへの愛と幸せを感じますが、
それと同時に絶望的な未来を考えずにはいられず、またまた泣いてしまうのでした。