スポーツアルバム No.15 fantasista J [創刊号] 浦和レッズ 長谷部誠

なんか正式なタイトルがよくわからないのですが…本屋さんで聞いたら今日発売とのことだったのに、
近所にある小さなお店二軒には入ってきてなかったので、遠くにある大きな書店まで買いに行きました。
(それでも二冊しか置いてなかった…アブナイアブナイ)


まだ全部は読んでいないのですが、Jリーグ全出場試合の記録や、活躍した時の写真などはもちろんのこと、
少年時代〜藤枝東高校時代の様子もかなり紹介されているので、
どういう成長の過程を経て今があるのかということがひしひしと感じられました。
2004年とか試合見に行ってたはずなのに、今改めてその頃の写真を見ると、
体つきが華奢というか線が細く、かわいらしい印象を受けました。
特にナビスコ予選6戦目のジェフ戦の写真とか…(髪が短いとかユニフォームの効果もあると思うけど)。
去年から今年にかけて、ずいぶんたくましくなったんですね。


本人インタビューも充実しているけれど(応援があるほど燃える…そうなのか!)、
昔から今まで長谷部くんを支えている周囲の人の話がたくさん盛り込まれていて、
なんだか読んでて暖かい気持ちになります。有名なおじいちゃんのエピソードが出てきた時、
ゴールを決めた後にするあのポーズが脳裏に浮かび上がってちょっと感涙。
思ったより?ミーハーな内容じゃなくてよかった。
(いくつかのグラビア的な写真には笑ってしまいましたが…)


特にレッズのアスレティックトレーナー・清水氏による「体の秘密」のお話は興味深かったです。
これから(海外での試合も増えるだろうし)ますます激しいプレーが多くなると思うから、
とにかく怪我だけはしないで、大好きなサッカーを存分に楽しんでいってほしいなと思うのでした。


「誰が見てもまばゆいほどに光り輝く一番星でなくても、
 悔しさを糧に努力を惜しまなければ、いつの日か輝くことができるんだということを
 長谷部自らが証明してみせた」という一文が特にお気に入り。