天国の階段 第16話 「希望の箱」

前回に引き続き、ミラとピルス(元夫婦)の密会?現場からスタート。
テファの贋作発覚→逮捕騒動の元凶がミラだったと知っておののくピルス。(←本当は売ったピルスが悪いんだけど…)
それを聞いたテファは怒り狂ってユリの元へ駆けつけ、ユリを問い詰め平手打ち。
まあ、時分はユリのためを思ってチョンソに事故のことを口止めしてたのに、
刑務所送りにされそうになったんだから無理もないのかな…。
テファにはもっと然るべきところで発言するとかそういうチョンソのためになることをして欲しいけど、
(そうすればソンジュとユリの婚約なんてあっさり破談になるのに)彼はスマートなタイプじゃないから無理かな…。


その後、目のかすみが気になるチョンソは眼科へ。
例の事故で角膜に傷がついていると言われてしまいました。
あの事故はチョンソから全てを奪ったということでしたがまさか角膜まで…。
母親が眼の癌で亡くなっていることを思い出し、不安になるチョンソ。
とりあえず精密検査を受ける前に眼鏡を作ることにしました。すごい黒ブチ眼鏡。何もそんなのにしなくても…。
ソンジュオッパにも「変」と言われてしまいました(笑)。
そんなオッパはもう現金が底をついているのに、チョンソの手前そうと言い出せない苦しい状況。
グローバルランド(何もそこでデートしなくてもいいと思うのですが)の入場料を払ったら
ディナー代もなくなってしまいました。とほほ。会社の経営が苦しいと聞いて母親の元に駆けつけても
「お前には関係ない」と一蹴されてしまいます。仕方なく歩き回って腹ぺこでモーテルに帰ったら、
そこには立派なディナーのご用意が!!添えられていたカードにはひと言「友より」。
こんなことしてくれる人は、このドラマの中ではチャン理事しかいません。素敵すぎる。
ソンジュオッパとチョンソのテーブルマナーが激しく気になりましたが(前々からだけど)、
とりあえずお腹がいっぱいになってよかったよかった。
前回、サッカースタジアムで「信じる心」が入ったあのからっぽの箱に「希望」が追加されました。


翌日、ソンジュオッパは海辺の家にチョンソを呼び出します。
そこで貝殻に入れて露店で2000ウォンで買ったお揃いの指輪をプレゼント。
そして最後の贈り物、「大きな愛」があの箱の中に。愛は変わらないと確信するふたり。
そしてチャン理事にソンジュオッパが戻らないと会社が危機を迎えると知ったチョンソのはからいで
ソンジュオッパはまたスーツを着てグローバルグループの社長に戻ることになったのでした。
(正直、クォン・サンウには社長役よりもっと普通の人の方が似合うとは思うけど…)


ソンジュオッパが会社に戻ってきたので自分との結婚を受け入れてくれたんだと一瞬喜ぶユリでしたが、
ソンジュオッパからは「ごめん」と言われるだけ。このままでは形だけでも結婚は無理そうです。
そこでさっそくミン会長に泣きつくことにしました。会長はすっかりユリに騙されているので、
先走ってソンジュとユリの結婚を正式に発表してしまいました。
その新聞報道を見て、真実を話そうと決意するテファオッパ(&ピルス)。がんばれ。ちゃんと言うんだ!


その頃、ソンジュオッパ(全然仕事してない…)との待ち合わせに向かうチョンソは、
これまでにない激しい目のかすみを覚え、道で倒れてしまいました。
運ばれた病院で精密検査を受けたところ、白内障を起こしているのでこのままでは必ず失明するとのこと!
さらによく調べると両目に悪性の腫瘍があるとのこと。つまりお母さんと同じ癌。キタ!
どちらにしろ見えなくなるのだから、両目を摘出するしかないと言われて泣き崩れるチョンソ。
そのままパパに会いに行って、真実を話すのかと思いきや、ママが病気になった時どんな思いがしたか
などということを聞き出しました。どうやら、誰にも病気のことは話さずに、自然と見えなくなる最後の日まで
愛する人や家族を見守りたいと決心してしまったようです。こんな重い病気、遅かれ早かれどうせ周囲にバレちゃうのに、
韓国ドラマの主人公達はいつも自分だけ耐えればいいという発想に行き着くんですよね。うーむ。
そんなわけで、会う約束してたソンジュオッパは待ちぼうけ。チョンソは携帯も電池抜いてしまったので連絡つかず。
いよいよ主人公に不治の病が訪れるという転機がやってきた「天国の階段」。
正直、ここに至るまでが長すぎたような気もするのですが、ここから先は怒涛の展開を期待します。