韓流シネマコレクション1
池袋の新文芸坐にて開催されている、 「韓国映画ばっかり連日二本立てで上映」
という夢のような企画に飛びついてきました。
見逃していた名作や、懐かしい作品をスクリーンで見られる またとないチャンス!
(一回で二本見れるから、三回券3000円を買えば一本500円ですヨ♪)
今日はイ・ヨンエ(李英愛←漢字も素敵)特集ということで、
「春の日は過ぎゆく」と「ラスト・プレゼント」を見てきたのですが…
結論から言うと、「ラスト・プレゼント」は、近いうちにDVDを購入すると思います。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/05/25
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隠された深い想いに気づいてしまったら最後、 涙が止まりませんでした。
言葉のひとつひとつ、仕種や振る舞い、一瞬の表情…
全てからただもうひたすらに愛情が溢れ出ている。そんな映画でした。
最初頬杖をつきながら見ていたら、いつの間にかぼろぼろ泣いていて、
袖口を伝った涙が肘まで濡らしていました。 そしてそれから最後までハンカチが手放せず。
映画見てこんなに泣いたのは初めてでした…。
でもいつものわたしなら「ココで泣かそうとしてる!」とか思って
素直に泣いたりできないはずなのに、今日はそんなひねくれる隙さえ与えてもらえなかったのは、
やっぱりイ・ヨンエが素晴らしかったからだと思います。
チャングムやクムジャさんの時もすごい女優さんだなと思ってたけど、
この作品では変な言い方ですが「演技」を越えているような気もしました。
忘れられない表情もたくさんありました*1。
「最も泣ける韓国映画」と言われるのも納得…と思うのですが、
悲しいだけじゃない(脇役もいい味出しててちょっと笑いもあるし)、
世の中捨てたものじゃないかもねという気持ちも運んできてくれる、とてもいい作品でした。
- 出版社/メーカー: 松竹
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後からじわじわと味わいがにじみ出てくるような映画でした。
韓国の若者達が、「最も恋愛を忠実に描いてると思う映画」にこの作品を選んだのもわかる気がします。
イ・ヨンエの美しさがますます際立ち(まさに魔性の女)、ユ・ジテの青年らしさもすごくよかったです。
ボケてしまった?おばあちゃんが語った、
「女とバスは、去ったら追ってはいけない」という台詞も印象的でした。