谷川史子さんの漫画

決して試験前の現実逃避というわけではなくてですね・・・
この前mixi谷川史子さんコミュニティの書き込みを見ていたら、
数々の名作・名場面・名台詞が思い浮かんできて、ちょっと読み返したりしちゃいました。


わたしが谷川史子さんの漫画を初めて読んだのは、たぶん小学五年生のとき。
りぼんの増刊号が何かに掲載されていた読みきり、「きみの夏にとびたい」が最初の出会いでした。
それ以来、たくさんの引越しをしても彼女の漫画だけは一度も手放さずに持っています。


好きな作品はもうたくさんあるのですが、特にわたしが好きなのが↓たち。

花いちもんめ (りぼんマスコットコミックス)

花いちもんめ (りぼんマスコットコミックス)

この単行本の中の「早春に降る雪」は特によいのです。

この 胸の音が 
あの時の つじこの音と おなじかなんてわからない


けれどこの気持ちを 恋と呼んではいけないのなら


あたしは 恋なんて 知らなくていい

きみのことすきなんだ (りぼんマスコットコミックス)

きみのことすきなんだ (りぼんマスコットコミックス)

「きみのことすきなんだ」は、魚が大嫌いな女の子を好きになった、魚屋の孝行息子のお話。
一緒に入っている「乙女のテーマ」「騎士のマーチ」も中学生の頃たくさん読みました。

好きなのに ウソついた
好きだから ウソついた


どうしてこんなことになるんだろう

きもち満月 (りぼんマスコットコミックス)

きもち満月 (りぼんマスコットコミックス)

最後に入っている「緑の頃わたしたちは」を読んだらいつでも号泣です・・・。

「わたし」


の隣に 高遠さんがいた


あのひとときの


ことばのひとつひとつ
笑顔 ためいき
なにもかも


わたしの
わたしだけのための


わたし
高遠さんが好きなんだ

ぼくらの気持ち (りぼんマスコットコミックス)

ぼくらの気持ち (りぼんマスコットコミックス)

「彼の時間、彼女の時間」は、大学一年生の時、
リアルタイムで読めて本当によかったと思っています。

こんなにも たくさんの人の暮らす この星で
こうして 大好きな人の 手を握ることのできる 奇跡

いろいろあまずっぱいですねえ。