ブラザーフッド(太極旗を翻して)

http://www.brotherhood-movie.jp/

ついに見ました。ウォンビンの主演作のひとつだからもっと早く見ようと思っていたのに
なかなか見る勇気がありませんでした。
朝鮮戦争というテーマがやっぱりちょっと躊躇わせていたのだと思います。
実際に見てみると、いろいろ戦争の残酷なシーンが出てきてやはりショックが大きかったです。
映画の中で兵士が言っていた、「同胞が殺しあわなければならないほど思想って大事なものか」という台詞が一番印象に残りました。


それでも、役者さんの演技には泣かされるものがありました。
チャン・ドンゴンウォンビンはいまいち兄弟には見えなかったのですが、
最初弱くてかわいい弟でしかなかったウォンビン(でも声が素敵すぎる)が
どんどんたくましくなっていく姿は、ファンとしては単純にじーんとしてしまいました。
でもイ・ウンジュも含めてみんなかわいそうでかわいそうで・・・。
特に兄弟のクライマックスシーンでは号泣でした。


邦題は兄弟にスポットを当てたのか「ブラザーフッド*1というタイトルですが、
原題の「太極旗を翻して」の方がこの映画にはぴったりという気がしました。
そういえばオールド・ボーイのアジュシ、チェ・ミンシクも出ていたそうなのですが、
どこに出ていたのかわからなかった*2・・・があん。

*1:brotherhood(名詞):兄弟、兄弟の間柄、兄弟愛、兄弟であること・・・みたいな意味でしょうか

*2:北朝鮮の大佐役でした