サントリーホールでコンサートスタッフのお手伝い


今日は、以前所属していた*1社会人合唱団の
指揮者の先生が音楽監督を務める全ての合唱団が合同で行うコンサートがありました。
プロのオーケストラと一緒に、バッハのロ短調ミサ曲を演奏するということで、
わたしもぜひ聴きに行かせていただきたいと思っていたのですが、
直前になってスタッフの数が足りないということで、
急遽、受付のお手伝いをさせていただくことになりました。
というわけで、日曜日ですがスーツを着てお仕事です。
僭越ながら、入り口に面したところでご招待のお客様専用受付をさせていただきました。


わたしは学生時代のバイトでサントリーホールにはよく来ていたので、
今日サントリーホールの前に立った瞬間ものすごいノスタルジーに襲われました。
でも、あの時一緒に働いていたメンバーは今日は誰もいません。
1年くらい前まで一緒に合唱していた仲間も、今日は立派にサントリーホールのステージに立って歌っています。
サントリーホールが開場するときのあのファンファーレとメロディを4年ぶりくらいに聴きながら、
なんだか自分にはもう何も残されていない・・・みたいな気分になりました。
(バイトを辞めて就職したのも、合唱団を休団したのも、わたしの意志なのですが・・・)


それでも、自分は今、受付としてコンサートのお手伝いをすることができるんだから、と思って
精一杯にこやかにお客様に対応させていただきました。
ご招待のお客様ということで、合唱連盟のえらい方や作曲家や指揮者の先生方も多数いらっしゃいましたし。
あと2名の受付の方はあんまり合唱のことに明るくなかったので、
ちょっとでもわたしが役に立ててよかったです。


最後に、指揮者の先生や合唱団のメンバーにご挨拶をしようと思っていたのですが、
スタッフは混乱を避けるために終演前に帰ってくださいと言われたので、早々に退散してきてしまいました。
ちゃんとご挨拶したかったけど、仕方がないですね・・・。
4月末には東京カンタートがあるし、またそっちでご挨拶に行こうかな・・・。

*1:正確に言うと今もまだ休団中なのですが・・・