いま、会いにゆきます
- 作者: 市川拓司
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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(読みだしたらけっこうあっという間でしたねえ)
夢物語的なところはありますが、描かれている内容は普遍的だと思うし、
こういう夫婦像にあこがれる人の気持ちはわからないでもないです。うむ。
個人的には子供がかわいらしくて、ママと対話するシーンではちょっと泣かされました・・・。
それにしても、主人公の男性のイメージが、
どこか「世界の中心で、愛をさけぶ」と重なるような気がしました。
(こっちの男性の方がはるかに好感は持てますが。)
どちらかというと植物的で、一般的な男性よりも堅物というか、
理屈っぽい感じで、みんなからはちょっと変わった人だと思われている・・・
みたいなところが似ていると思うんです。
こういう男性を主人公にした話に共感を覚える人が多いということは、
実はこれが若い日本人男性の平均的な姿なのでしょうか?
それともこういう男性が少ないからこそ、そういう人が純愛を謳歌?しているに
違いない・・・ということなんでしょうか。う〜む。