幼なじみのお家を訪問


5月に結婚した幼なじみのお家に招待されたので、
結婚式の時に撮った写真とアンリ・シャルパンティエのチーズケーキを手みやげに白金まで参りました。
そう、彼女は今やシロガネーゼなのです。
「白金だけどなんだかまるで優雅でないエリアで近くに小汚い丸正しかないとこなんだけど、
 日当たりと風通しと見晴らし(といっても景色は下俗)はいい」と言うのが本人の談ですが、
西東京出身のわたしは白金と聞いただけで素敵だなあと思ってしまうのでした。
実際、お部屋からは六本木ヒルズや東京タワーの夜景がばばんと見えて、
彼女たちのゴージャスライフの演出に一役買っていました。


ただ、訪問したわたしが泣きながら体調不良を訴えたので、
すぐさま二階(ロフト)にお布団をしいてもらって寝かされてしまいました・・・。
人様のお家を初めて訪問したというのに、どこまで迷惑者なんでしょう・・・わたしは。


でもおかげさまで旦那様の荷物の中にCONTAX T3の箱を見つけたりしました。
全く同じカメラ(しかも今時コンパクト)を持っているなんて・・・何か強い絆を感じます。


1時間ほどぐずぐずした後、体調も落ち着いてきたわたしは、
無事幼なじみの手料理をいただくことになりました。
キムチチゲ風煮込み、薩摩汁(初めて食べたけどおいしかった!)、焼き茄子のおひたし、
おくらの白和え、枝豆入り和風サラダなどなど、ほんとにおいしくて身体に優しそうなお料理のオンパレード!
彼女は一人暮らしをしていた経験がないのに、ここまで本格的なお料理が作れるなんて脱帽・・・。
ほんとに素敵な女性です。旦那様は、確かな目を持っています。


食後は、結婚式のビデオ(式場の方が編集してくれたもの。BGMもついてまさにドラマ仕立て!)を見たり
写真を見たりしながら、結婚式からもう4ヶ月も経ったんだねーなんて話をして
なごやかに時間は過ぎていきました。
そして幼なじみはお手製のくず餅(きなこ・黒蜜かけ)までご馳走してくれました。
くず餅って、作れるんですね・・・感動。わたしも今度作ってみたい。


幼なじみは旦那様やわたし達をあれこれともてなしながらも、
常にわたしの体調を気遣ってくれました。
彼女も仕事が忙しくて体調がよくなかったりすることがあるからよくわかってくれるのでしょうか・・・。
今日家族が日本を発ってしまって、悲しい気持ちになってしまったわたしに、
彼女のように昔からわたしを知っている人がいてくれると思い出せたことは大きなことでした。
ありがとう。ありがとう。